1.公表にあたって
| (1) | 当社は平成18年度の株式上場に向け、経営情報の積極的な開示に努めてまいりました。 今年度より四半期決算の公表を、上場に先立って実施します。 この度、取締役会において当該四半期決算が確定しましたのでお知らせいたします。 |
| (2) | 連結の範囲は、出光興産・子会社・関連会社計175社のうち80社(うち持分法適用会社17社)としております。また、作成にあたっては直近年度決算と同様の会計基準によっています(一部子会社において法人税の算出等で簡便な方法を採用しています)。 なお、この四半期決算は監査法人による監査は受けておりません。 |
2.第1四半期連結決算の概要(平成17年4月1日〜平成17年6月30日)
| (1) | 経営環境 当四半期の原油価格は需給逼迫懸念や投機資金流入などからWTIが1バレル60ドルを超えるなど引き続き上昇基調で推移し、為替の円安ドル高傾向と相まって供給コストは大幅な上昇となっています。一方、需要面では石油製品が昨年並みを維持した他、石油化学製品が引き続き底堅く推移しました。 |
| (2) | 業績概要 この様な環境のもと当社グループの連結売上高は、6,922億円と原油高の影響もあり前年同期比703億円の増加となりました。 営業利益では、石油製品部門が北海道製油所の稼動再開など増益要因もありましたが、原油価格急騰による急激なコスト上昇の影響等から前年同期比4億円の減益となりました。石油化学製品部門は引き続き好調で前年同期比38億円の増益となりましたが、石油開発部門で一時的な生産減少の影響から37億円の減益となり、連結全体ではほぼ昨年並みの111億円となりました。 (各セグメント別の内訳については後述いたします) 経常利益では、有利子負債減少による支払利息減や持分法適用会社の収支改善等の要因から、105億円と前年同期比28億円の増益となりました。 ポリオレフィン事業での合弁会社設立に伴う営業譲渡益を含め特別損益で47億円の利益を計上した結果、四半期純利益は72億円となりました。 |
【平成18年3月期 第1四半期決算(連結)】
| 17年3月期 第1四半期 |
18年3月期 第1四半期 |
前年同期比 | ||
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,218億円 | 6,922億円 | +703億円 | +11.3% |
| 営業利益 | 115億円 | 111億円 | ▲3億円 | ▲2.9% |
| 営業外損益 | ▲37億円 | ▲5億円 | +31億円 | − |
| 経常利益 | 77億円 | 105億円 | +28億円 | +36.5% |
| 特別損益 | ▲77億円 | 47億円 | +124億円 | − |
| 四半期純損益 | ▲43億円 | 72億円 | +116億円 | − |
※参考【平成18年3月期 第1四半期決算(個別)】
| 17年3月期 第1四半期 |
18年3月期 第1四半期 |
17年3月期 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,007億円 | 6,047億円 | 2兆3,217億円 |
| 営業利益 | ▲6億円 | 71億円 | 487億円 |
| 経常利益 | ▲41億円 | 153億円 | 305億円 |
| 四半期純損益 | ▲65億円 | 209億円 | ▲58億円 |
(18年3月期第1四半期は16年8月の出光石油化学(株)との合併を反映した数値となっています)
3.セグメント別売上高・営業利益
【平成18年3月期 第1四半期決算(連結)】
| 売上高 | 営業利益 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 実績 | 前年同期比 | 実績 | 前年同期比 | |||
| 石油製品 | 5,202億円 | +486億円 | +10.3% | ▲32億円 | ▲4億円 | − |
| 石油化学製品 | 1,358億円 | +280億円 | +26.0% | 86億円 | +38億円 | +78.9% |
| 石油開発 | 87億円 | ▲66億円 | ▲43.1% | 48億円 | ▲37億円 | ▲43.8% |
| その他 | 273億円 | +2億円 | +1.1% | 8億円 | +1億円 | +6.4% |
| 計 | 6,922億円 | +703億円 | +11.3% | 111億円 | ▲3億円 | ▲2.9% |
【営業利益の前年同期比増減要因】
| (1)石油製品 | ガソリン、中間留分の販売数量は堅調な需要や「出光カードまいどプラス」発券効果により前年同期比101.3%となりました。一方、原油価格の急騰によるコスト上昇を受け、一層のコスト削減と販売価格の転嫁に努めましたが、たな卸評価に後入先出法を採用していることや、今期は千葉製油所等での定期修繕があったため、北海道製油所再稼動があったものの、営業利益は前年同期比4億円減益の32億円の赤字となりました。 |
| (2)石油化学製品 | 販売数量はパラキシレン・スチレンモノマー等基礎化学品の生産・販売の増大に努め、前年同期比112%となりました。また、原料ナフサ価格は上昇しましたが堅調な需要と市況に支えられ、営業利益は前年同期比38億円増益の86億円となりました。 |
| (3)石油開発 | 原油価格上昇による増益要因もありましたが、スノーレ油田のガス漏れ事故による一時的な生産量減少により、営業利益は前年同期比37億円減益の48億円となりました。 現在、同油田は正常に操業しており生産も従前のレベルに回復しています。 |
| (4)その他 | 石炭部門は価格の上昇により増益でしたが、電子材料分野で事業拡大に伴う費用増加等もあり、営業利益は前年同期並の8億円となりました。 |
※参考【平成17年3月期決算(連結)】
| 売上高 | 営業利益 | |
|---|---|---|
| 石油製品 | 2兆0,836億円 | 218億円 |
| 石油化学製品 | 4,776億円 | 305億円 |
| 石油開発 | 727億円 | 378億円 |
| その他 | 1,295億円 | 90億円 |
| 計 | 2兆7,636億円 | 993億円 |
4.平成18年3月期連結決算の見通し
現時点では5月17日に公表した収益見通しを変更しておりません。
| 18年3月期見通し | 17年3月期実績 | |
|---|---|---|
| 営業利益 | 1,010億円 | 993億円 |
| 経常利益 | 820億円 | 795億円 |
| 当期純損益 | 360億円 | ▲58億円 |
5.連結貸借対照表・連結損益計算書・連結キャッシュ・フロー計算書・事業の内容 資料
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