ウィーンで開催されたOPEC総会は、現行目標生産量を据え置くことを決議して終了した。
2008年第2四半期以降、在庫の積み上がりが予測される中で、OPECとしては減産を決議したいところだが、WTI原油価格が1バレルあたり100ドル水準の史上最高値圏で推移する中、消費国への配慮から今回、減産を決議することは難しいとの判断に至ったと推測される。
ただし、米国経済の後退による需要減少懸念を背景として、過剰な在庫積み上がりによる原油価格急落への不安から、OPECは原油価格動向を睨みながら、減産のタイミングを探っていくものと思われる。
